『職業訓練とは!?』お金をもらいながら資格取得を目指す為の完全ガイド

職業訓練に通って給付金をもらいながら資格取得の勉強ができると聞いたことがあるけれど、実際にどうしたらいいかわからないまま自力でなんとか資格の勉強を進めている方はいらっしゃいませんか。

転職活動をしたいけれど、今の自分のパソコンのスキルで次の転職先が見つかるか不安。資格取得の勉強をしたいけれど働きながら資格の勉強をするのは大変。

この記事では下記のような不安を解決できるように書いています。

私は35歳の時、貯金額は20万円ほど。パソコンや簿記のスキルもゼロでフリーターや正社員を転々として過ごしてきました。いつかはパソコンスキルを身につけて事務職に転職し50代60代まで安定して働ける正社員につきたいと思い、職業訓練校に通い卒業後に習得したパソコンスキルを活かし正社員の事務職として働いています。

貯金20万円・パソコンスキル0で転職を繰り返していた自分が、日商簿記3級・パソコンのExcelとWord2級を取得後、スキルを活化して毎月iDeCo2万円・積立NISA10万円の投資ができるほどの収入を得てられる正社員へと人生が変わりました。

これからお話しする私の体験談から、ぜひ皆様のお役にたてれば本当に嬉しいです。

目次

職業訓練とは、給付金をもらいながら資格取得を目指し転職活動を有利に進める方法

職業訓練の言葉は聞いたことがあるけれどどのような制度なのか知りたいな・・・。と頭の片隅で考えたことがある人はいませんか?どんな制度なのかをまず知ることが行動するきっかけになると思います。まずはご自身が職業訓練に通えるのかを確認しましょう。

職業訓練には2種類の基本的な仕組みがあることを知ろう

訓練を受ける際に受け取れる給付について2種類の仕組みがあります。私は当時全く理解ができませんでした。正社員だったので職業訓練で給付金がもらえることが当たり前だと思い込んでいたんです。

雇用保険をかけているかいないかでもらえる給付金楽も変わるのでご自身がどうなのかを今一度再確認してみてください。2種類の基本的な仕組みと、自分がどれに該当するかは次を読んでいただければわかります。

失業保険をもらっている人は【公共職業訓練】を受講可能。もらっていない人は【求職者支援訓練】を受講

  • 給与明細『雇用保険料』の控除欄に記載がある
  • 年末に会社から渡される源泉徴収票『雇用保険料』の記載がある
  • 会社の人事や総務部に直接問い合わせる
  • ハローワークで確認
  • 前職の離職票に加入期間が記載されている

【離職票】とは、会社を辞めた人が会社から受け取る書類で、『失業手当』をもらうためにハローワークに提出する公的な証明書です。

退職が決まったら、速やかに離職票を発行してもらえるように退職する会社の担当者に依頼しておきましょう。自動的に発行はされません。

退職日から約二週間で離職票が手元に届きます。転職先が決まっていれば失業手当を受け取ることはないので離職票は不要です。

公共職業訓練と求職者支援訓練の主な違いを説明

雇用保険を受給可能かどうかが関係なくても再就職のための訓練を受けることはできますが、2種類の違いを知れば自分んにとって有利なのかが明確になると思います。下の図を見て違いを確認してみて下さい。

公共職業訓練求職者支援訓練
実施機関国・都道府県
民間教育訓練機関等
民間教育訓練機関等
(厚生労働大臣が認定)
対象者雇用保険(失業保険)受給者
(会社員、1年以上雇用保険をかけていた人)
雇用保険を受給できない人
雇用保険を受給終了した人
(フリーター、主婦、自己都合退職で保険対象外など)
訓練内容専門的で幅広い分野・長期間も可能実践的スキル
基礎スキル
主な給付
(手当)
失業手当(雇用保険)
受講手当・交通費
職業訓練受講給付金(月10万円)+
交通費
自分で支払う費用原則無料
(テキスト代・資格試験受験料は実費)
原則無料
(テキスト代・資格試験受験料は実費)

失業保険をもらいながら専門的な職業訓練を受けたい人は『公共職業訓練』
失業保険がもらえないけどスキルアップをしたい人は『求職者支援訓練』

※給付金の金額については給付金の種類と条件で説明します

求職者支援訓練とは【月10万円+訓練+就職サポート】が失業保険なしで受けられる

  • 月10万円の生活支援の給付金がもらえる
  • 無料の職業訓練(テキスト代・試験料は自己負担)
  • ハローワークが求職活動をサポートしてくれる
  • 雇用保険を受給できない人や、収入が一定額以下の在職者の方が給付金を受給しながら訓練を受講できる
  • 給付金が受け取れなくても、職業訓練は無料で受講ができる

主な対象者の人は『雇用保険の適用がない』『フリーランスや自営業廃業した』『雇用保険の受給が終了』『一定額以下の収入のパートタイム』のような方々です。

無料の訓練だけを受講しようとする人とは『親や配偶者と同居していて一定の世帯収入がある』『親と同居していて卒業しているけど就職は未定』『在職で一定の収入がある』のような方々です。

給付金を受給しながら職業訓練を受講するための厳しい8個の条件とは?

  • 前月の本人の収入が8万以下
  • 世帯全体の収入が25万円以下
  • 世帯全体の金融資産額が300万円以下
  • 現在住んでいる土地以外で建物や土地を所有していない
  • 訓練実施日全てに出席する ※やむおえない時でも8割の出席率が必要
  • 同じ世帯に職業訓練受給給付金を受給する人がいない
  • 前回の職業訓練受講給付金の給付から6年以上経過している
  • 過去3年以内に不正行為によって給付金を受けた経歴がない

給付金の支給額は?

  • 給付金 月10万円
  • 交通費 月上限42,500円
  • 寄宿手当、 月10,700円

交通費は、給付金が受け取れなくても『本人収入が月12万円以下+世帯収入が月34万円以下』などの要件を満たせば、交通費のみ受け取れる場合があります。

寄宿手当は、訓練を受けるために住居の変更が必要とハローワークが認める場合に支給されます。

主な訓練コースは?

  • ビジネスパソコン科、オフィスワーク
  • WEBアプリ開発科、Android/JAVAプログラマ育成科
  • OA経理事務科、営業販売科
  • 医療・介護事務科、調剤事務科
  • 介護職員初任者研修科、介護職員実務者研修科
  • 広告・DTPクリエーター科、WEBデザイナー科
  • 3次元CAD活用科、ネイリスト養成科

給付金の種類・金額

給付金で生活費をカバーしながら職業訓練でスキルアップを目指すことが出来ればその後の人生を大きく変化するきっかけになると思います。ただ給付金がいくら受け取れるかを知らないと、訓練中の生活費が足りるかどうかの不安が残りますよね。家族や周囲の協力を受けるとき、お金の説明もすることになるので自分で給付金楽を計算できると便利だと思います。

失業保険の計算式3ステップで自分の給付金額を確認しよう

STEP
賃金日額を計算

退職前6か月間の総支給額を180(日数)で割る

STEP
1日あたりの失業保険(基本手当)を計算

基本手当日額=賃金日額✖️給付率

STEP
総受給額を計算

総受給額=基本手当日額✖️給付日数

 

STEP2:給付率とは
賃金が低い人:80%、普通の人:60〜70%、高い人:50%
理由として、低賃金の人ほど生活が苦しいため、より手厚く保護する必要がある。

STEP3:給付日数とは
自己都合退職:90〜150日
会社都合退職:90〜330日

賃金計算の具体例を見ていきましょう  

STEP

賃金日額を計算【控除前の月給25万円の場合】

6ヶ月の給料合計:25万円✖️6ヶ月=150万円

賃金日額:150万円➗180日=8,333円

STEP

1日あたりの失業保険(基本手当)を計算

金日額8,333z円の場合【給付率60%として】

基本手当日額✖️8,333円✖️60%=5,000円

STEP

総受給額を計算

自己都合退職で90日の場合

総受給額:5,000✖️90日=45万円

賃金日額の計算をする場合、すべてのお給料の内容が賃金の計算に含まれるわけではありませんので次のポインを確認しておきましょう

計算についての重要なポイント

ポイント具体例
✅ 月給は総支給額手取りではなく、税金・保険料控除前の金額
✅ 賞与や臨時的なものは含まない一回きりの特別金やボーナスは計算に含まれない
給付率は自動計算賃金日額が高いほど給付率は下がる
上限がある計算結果が上限を超えても上限額まで
正確な金額はハローワークで複雑な計算式があるため要確認

具体的な給与明細の例で説明

支給控除
基本給:20万円所得税:1万円
住宅手当:3万住民税:1.5万円
交通費:2万社会保険料:4万円
残業代:3万雇用保険量:0.2万円
総支給額:28万円 ⭕️こちらを使います!控除額合計:6.7万円 ❌こちらは使わない!

差引支給額(手取り):21.3万円  ⇨  ❌こちらは使わない!

実際に受講して感じた職業訓練の受講メリット

私が公共職業訓練(失業保険あり)へ実際に通っていた時に感じたメリットをお伝えいたします。

金銭面のメリット

1、訓練費用が無料

項目一般のスクール公共職業訓練
受講料10〜50万円無料
教材費込みまたは別途必要実費のみ(5,000〜3万円)

2、雇用保険受給者の場合は失業保険が延長される

項目通常公共職業訓練受講
失業保険の給付日数90日90日+訓練期間分
訓練期間ーーー180日(6ヶ月)
実質的な受給期間90日270日(9ヶ月)

失業保険の給付期間が終了してしまったり、訓練期間中に失業給付の所定給付日数がなくなった場合、訓練終了後(退校日)まで延長されます。

実際に私が受講していた時、失業保険の受給期間が切れて給付金がもらえなくなってしまうので職業訓練の受講をスタートさせている人はいました。

3、給付制限が解除される

状況失業保険の支給開始
通常離職後1ヶ月待機
公共職業訓練受講すぐに支給開始

自己都合で会社を退職すると支給の開始期間が2ヶ月ほど遅れますが、受講指示を受けた上で職業訓練を受講すれば、翌月までには失業手当が受け取れます。

受講指示とは、ハローワークが失業保険の受給者に対して『あなたに職業訓練が必要です』と公式に認めることです。

受講指示がなければ、失業保険の延長や給付制限の解除、交通費の支給などはありません。訓練費用が無料になるだけです。

4、交通費が支給される

支給対象月額上限:42,500円
公共交通機関通勤定期券の金額が基準
自動車・バイクガソリン代として距離に応じて支給
自転車2km以上で距離に応じて支給
徒歩2km以上等関係なく支給されない

訓練開始前にハローワークで申請し、手当を受け取ることで経済的な支援につながります。

自宅から距離が近すぎる、新幹線や特急・タクシーを使う、遠回りの経路で通う、訓練を受講していない場合は交通費が降りないことがあります。

スキルアップのメリット

1、実践的なスキルが身につく

訓練コース例取得できる資格・スキル
IT・プログラミング科基本情報技術者、Java、Python
医療事務科医療事務技能審査試験
経理事務科日商簿記2級・3級
介護職員初任者養成科介護職員初任者研修修了
WEBデザイン科Webデザイン技能検定
電気設備科第二種電気工事士

求職者支援訓練の学べる分野では、製造・機械系や建設・設備系のスキルアップの場所はあまりありませんので事前に確認しておきましょう。

国家資格や民間資格が取得できるように、訓練期間中には資格試験対策も含まれているので安心して受講できます。

2、転職活動へのメリット

  • 資格取得により、事務職の正社員への転職成功
  • 転職を繰り返しても、職業訓練を卒校したことによる転職への覚悟を見せることができる
  • スキルゼロからの脱出で自己肯定感アップ
  • 新しい仲間との転職活動の情報交換

私は実際、転職先の面接官に『職業訓練を受講して資格取得に励んだことで事務職に転職したいという覚悟が見られますね』と好印象を持っていただけました。

今まで経験がない職種にも、資格取得を目指して職業訓練んを卒校したことにより。転職活動に有利になります。熱意が伝わる面接官もいるので転職活動を諦めないことが大切。

人脈や環境のメリット

1、仲間ができる

自分の得意分野を活かす仲間に教えることでやりがいの向上アップ
苦手意識の克服周りと同じことを悩むことで孤立感が減少
コミュニケーション力向上グループワークを行うことでさらなる向上
視野が広がる勉強だけではなく、今後の自分の考え方を周りから学ぶ

仲良くならなくても、わからないことがあれば声をかけて自分の目標を達成できるように行動していけば道は開けます!

人間関係が悪い場合でも、自分の勉強に集中して前に進むように意識してみて下さい。必ず仲良くしなくてはいけないということではありません。

仲が悪い人たちが多い場合は、メンタルが弱ってしまい受講が困難になることもあります。その時は退校も視野に入れましょう。無理をしすぎないように!

2、生活リズムが改善

  • 訓練校に通うことで、不規則になりがちな生活リズムを整えることができる。
  • 就職後の生活リズムへの移行が楽になる
  • 就職活動中、スキルアップのために時間を有効活用できる

試験合格を目指して、生活リズムを寝ている時以外は極力学習時間に充てることを意識していました。

私のある一日の生活

  • 5:00〜8:00:起床・問題集・朝食(3時間)
  • 8:00〜8:30:通学(30分)
  • 9:00〜16:00:職業訓練(7時間)
  • 16:00〜17:00:清掃・リラックスタイム(1時間)
  • 17:00〜19:00:居残り勉強(2時間)
  • 19:00〜19:30:帰宅(30分)
  • 19:30〜22:00:夕食・自由時間・就寝準備(2.5時間)
  • 22:00〜5:00:就寝(7時間)

知識がゼロの私が試験合格をするためには、通常の受講だけでは足りませんでした。居残り勉強や自宅での早朝額手時間を確保してようやく合格できたんです。

生活リズムを改善するには通学前の学習時間の確保がしやすい

職業訓練受講のメリットまとめ

  • 専門技術などの実践的なスキルを身につけられる
  • 未経験などの基礎から丁寧に教えてもらえる
  • 基礎から応用までを順序立てられた受講内容
  • 通学することにより、勉強の習慣がつき訓練後半ではスキル向上が大きく見込める
  • 周囲との協力で独学では理解できない科目もクリアできるようになる
  • 受講科目の理解が進むにつれての自己肯定感アップ
  • 受講料が無料
  • 給付金や手当が受け取れる
  • 資格取得費用が一部負担される場合もある
  • 交通費が最大42,500円まで受け取れる
  • 失業保険が切れても訓練期間中は給付金が受け取れる
  • 失業保険受給対象でない人でも『毎月10万円+訓練無料+交通費』
  • 同じ目標を持つ仲間に出会える可能性がある
  • 同期との教え合いや情報交換ができる
  • 学習環境が整っている(パソコン・教材・学習場所)
  • 講師に直接質問できる
  • 孤独を感じずに勉強ができる
  • 定められた期間の中での集中力向上
  • 自分だけでは経験できない人生経験を知ることができる
  • 取得した資格が履歴書に書くことができる
  • 履歴書作成や面接対策などのアドバイスを受けられる
  • 就職相談が受けられる

⭐️人生設計のメリット⭐️

  • スキルゼロからでも自信を持って転職活動ができる
  • 安定した生活につなげるチャンスになる
  • 知識が増えたことにより将来の転職活動や副業などの選択肢が広がる
  • 仲間とのコミニケーションで自分の視野が広がる

スキルだけでなく、価値観や仲間との交流をとして自分自身の価値観や人生観を広げることができる場所でもあると思います。

実際に感じた不安・デメリット

時間的なデメリット

私の資格試験前の実際に過ごしていた1日のスケジュールです。スキルゼロからでスタートしたので基本的な知識のおさらいから始めました。1ヶ月目くらいまでは訓練の雰囲気に慣れることや、基本的な内容の授業だったので朝の時間はゆっくりできたのですが2ヶ月目以降はこのようなスケジュールになっていました。

  • 5:00〜8:00:起床・問題集・朝食(3時間)
  • 8:00〜8:30:通学(30分)
  • 9:00〜16:00:職業訓練(7時間)
  • 16:00〜17:00:清掃・リラックスタイム(1時間)
  • 17:00〜19:00:居残り勉強(2時間)
  • 19:00〜19:30:帰宅(30分)
  • 19:30〜22:00:夕食・自由時間・就寝準備(2.5時間)
  • 22:00〜5:00:就寝(7時間)

一人暮らしだから学習時間に自分の時間を使うことができました。次のような時間も勉強時間に当てないといけなくなる可能性もあります。

1、自由時間が大幅に削られるデメリット

  • 趣味や家事に充てる時間
  • 副業やアルバイトの時間
  • 体力的な疲れ
  • 精神的に追い込まれてしまう

2、受講日が平日というデメリット

授業時間が平日固定されていることで次のことも制限されてしまします。

  • 病院や役所などの用事を平日に入れにくい
  • 周囲との予定を調整しづらい
  • 転職活動の採用面接や試験と訓練が重なってしまう

3、通学時間によるデメリット

  • 訓練校から遠い場合、移動時間が負担になります
  • 電車・バスなどの中で勉強するのは効率が悪い
  • 通学に時間がかかると体力や気力が悪天候に左右されやすくなる
  • 往復の通学と不慣れな授業で自宅に帰っても疲れて勉強が進まない

実際に、同期で往復3時間かけて通っている受講生がいました。真冬の通学は大変そうで、悪天候で遅刻をしてくることもありました。

訓練校を選ぶ時は、自宅からの距離や交通手段を考慮して、通いやすい場所を選びましょう。

就職活動についてのデメリット

1、資格試験の勉強と就職活動の両立

訓練期間の後半になると転職活動が本格的になってきます。

退校までに就職先を見つけなければという焦りが出てきます。
次のような時間が必要になります。

  • 資格試験のための居残り勉強や早朝学習
  • 応募書類の作成
  • 採用試験の準備・面接出席
  • 筆記試験や作文提出

訓練受講の後半から厳しくなるスケジュール『授業+資格試験+応募書類の作成+面接準備+面接』

『資格取得+就職活動』を両立しようとすると次のような問題が発生してきます。

  • 授業や資格勉強以外に面接や企業の説明会などの調整が必要になる
  • 採用応募の時間が不足してしまう
  • 体力が失われてくる
  • 精神的なストレスが増えてくる

2、訓練を受けても、すぐに就職が決まるとは限らない

したの3つが必ず叶うと私は当時信じていましたが、現実は全く違いました。

  • 職業訓練を卒業=就職内定ではない
  • 資格取得=就職内定ではない
  • 受講する=資格取得ができるわけではない

未経験やスキルゼロから挑戦する場合、応募書類が通らないことがほとんどなので根気と継続が重要です。

3、ハローワークのサポートの限界

ハローワークのサポートはもちろん受けることはできますが、限界があります。

  • 求人数には限りがある
  • 面接対策や書類添削はその場でスムーズにできない
  • サポートしてくれる担当者によってばらつきがある

ハローワークに全てを任せても就職活動は進みません。自ら行動を起ことが就職内定獲得へつながります。

授業についてのデメリット

授業内容は受講生全員が同じなので、元々知識がある人は増える知識の量は少ないかもしれません。

また、意欲などについても、全員が自分と同じ目的で授業を受講しているとは限らないことを知ることでストレス軽減になると思います。

1、クラス全体のレベルが合わない

  • 授業は全員同じ内容を同じスピードで受けるのでばらつきが出てくる
  • すでに基礎スキルがある人 ⇨ 内容が簡単で持て余してしまう
  • 未経験の人 ⇨ 授業についていけない

パソコンや簿記などは特にスキルの差が大きく出てしまい、個人のギャップが激しくなりやすいです。

2、先生の教え方が合わない

  • 知識はあるけど、教え方は人それぞれ
  • 説明を聞いていても理解できないと、モチベーションが落ちてしまいます

どのような先生に当たるかは『運』もあります。その時の先生に合わせて自分のために授業を受けましょう。

3、クラスメイトには色々な人がいる

  • 真剣に学ぶ人
  • 目標を持って授業に取り組む人
  • わからないところをお互いに授業の教え合いをする人
  • 協調性を持って周りと過ごせる人
  • 失業給付を延長するためだけに席に座っている人
  • 授業の進行を止めるくらいにガヤを飛ばす人
  • クラスメイト同士で派閥を作り、雰囲気を悪くする人
  • 授業を真剣に聞いている人の邪魔をする人
  • 受け身すぎる人

目標に向かって一生懸命に受講をしている人ほど、周りとの温度差が感じられやすいです。自分の目的を明確に持って行動していくことで少しでも多くの時間を集中して過ごせると思います。

4、授業を受けるだけではスキルは身につかない

授業で統一された進行では自分の理解は追きません

  • 自主学習(居残り・早朝の学習など)
  • クラスメイトとの教え合い
  • 授業以外の時間でも先生への質問をする

授業を受けていれば必ずスキルが身につくわけではなく、自分が行動しなければスキルは身につかない

お金のデメリット

1、今までの収入が『0』になる

生活費や収入面を気にしている人にとっては、訓練開始後の実際にもらえる給付金がおもていたものとは違うと感じる人もいます。

  • フルタイムでのパートやアルバイト・派遣を辞める必要がある
  • 正社員として働いていた人は収入がストップする
  • 貯金を崩して生活費を補填しなくてはいけない場合もある

2、給付取得のため制約

  • 雇用保険の受給資格がある人
  • ハローワークの『職業訓練受給給付金』の対象者であること
  • 授業の出席率が8割以上であること

熱心な授業の態度を示していても、出席日数が8割以下であると退校処分となります。給付金を受け続けるには出席日数の確保が最優先です。

3、再就職の遅れによる収入減額

  • 訓練受講中は就職はできないため、収入が減ります
  • 長期間になるほど再就職へのブランクが出てきます

給付金だけ受給していても、生活費が苦しくなり再就職を決めている同期もいました。

授業についていけなく資格取得を諦め再就職を選ぶ人もいました。

給付金の受給が長期に渡るほど家計への負担が圧迫される可能性が高まります。貯蓄の確認をしておくことが重要です。

4、生活費の切り詰めによるストレス

  • 給付金額がヒック炒め生活費を極端に切り詰める必要がある
  • 趣味・外食・楽しみを控えることからのストレス

『訓練=すぐに就職が決まる』ではないため、経済的な蓄えは必要です。自分の最低限にかかる生活費や、受け取れる給付金額、資格試験代などのリサーチをすることによりギャップをなくしておきましょう。

職業訓練受講のデメリットまとめ

  • 自由な時間が減る
  • 予定が組みにくい
  • 通学時間長いと負担になる
  • 勉強と就活の両立が大変である
  • 生活リズムの継続が厳しくなる
  • 採用面接や試験のために受講を休む必要がある
  • 資格試験の受験代の出費が負担になる
  • 採用応募のための書類作成
  • 面接訓練の練習時間確保
  • 採用面接や試験のために受講を休む必要がある
  • 資格試験の受験代の出費が負担になる
  • 採用応募のための書類作成
  • 面接訓練の練習時間確保

  ・転職活動に有利な基本的な資格取得

  ・勉強時間を強制的に確保できる

  ・勉強場所を確保できる

  ・分からないことを仲間に教えてもらえる

  自力で勉強→続かない→資格取得は永遠のテーマ

   過去に会社員で働きながら簿記3級の資格の勉強をしていた時は、休憩の合間に教科書を開いて問題を解こうとしても問題が解けなくて進まなく厳しかったです。

   教えてもらえそうな人が周りにいないので勉強のペースが落ちる一方、

   勉強する場所も自宅では周りに家族がいて集中しにくくカフェなどに行くと余計な出費がかかる。

### 感じた不安・デメリットや注意点 

  【表にする】

  ・選考に落ちる可能性

  ・生活リズムの変化に対応が必要

  ・通学が大変な場合がある

  ・就職しないと給付金がストップするケースがある

  ・周りに馴染めない

  ・給付金だけでは生活費を補えない場合がある

  ・やむおえない事情で欠席日数をオーバーすると強制退校になる場合がある

  ・勉強時間の確保が困難な場合がある

  ・周囲との熱意のギャップ

#### 定員があるため不合格になる可能性も

定員があるため、訓練を受けたい人全員が通えるわけではありません。筆記試験と面接を受け合格通知を受け取って初めて訓練校へ通える資格が発生します。

実際の試験内容や面接については別のところでご説明します。

#### 生活リズムや通学が大変な場合も

独身一人暮らしの場合は学校に合わせて自分の生活リズムを変えることができれば問題ないですが、一緒に暮らしている家族がいると学校の拘束時間や場所が遠く通学時間が1時間以上かかる場合もあるので理解と協力が必要になります。

私の友達は10歳と4歳の子供がいて拘束時間があるので旦那さんに通うことを認めてもらうことができませんでした。反対された理由としては、旦那さんが長期の出張がある仕事のため、奥さんが旦那さん不在の中、拘束時間が8時から16時までと長く、授業以外にも資格取得のための自習が必要で家事と勉強の両立は厳しいだろうというものでした。

#### 給付金だけでは生活費が賄えない場合もある

訓練校に通う前にある程度収入があった方は給付金の額が少なく生活費が不足してしまうこともあります。

私は学校へ通う前は毎月のお給料が20万円ほどで、貯金が20万円ほどで独身一人暮らし、車のローンを支払っていました。

給付金額は10万円程度だったので収入が半分になってしまうので生活費を補うため学校に通いながら20時間以内のアルバイトをしていました。アルバイトをしながら学校に通っていたのは25人中私一人だけでした。学校に通いながら働く方法については別記事に書きますので気になった方はこちらをご覧ください。

#### 資格取得ではなく失業保険をもらうために通う人もいる

失業保険の受給が満期になって給付金がもらえなくなる人でも、職業訓練に通っている間は給付を受けることができます。

実際に、失業保険が切れそうになったから通えそうなところを何箇所も申込をしたという人の話も聞きました。

当時、パソコンスキルを習得して転職活動を有利にしたくて学校に通う人がほとんどだと当時の私は思っていました。皆それぞれの資格取得に向けて学校に通っているはずだと心から信じていたんです。

日々、授業を受けながら過ごしていると、授業に全く興味がない人や資格試験を全く受けようとしない人。明らかに熱量が低い人たちがいることに若干のモヤモヤを感じていました。

ただ、今思えば理由は人それぞれです。全員違った目的があるのは当然のこと。自分の目標を達成できるように努力あるのみです。

#### 訓練の欠席日数が総訓練の2割超えると強制退校・延長給付の停止

自己都合ややむおえない都合でも欠席日数が2割を超えると退校対象になります。

遅刻や早退が一定時間を超える場合も欠席として扱われます。

【具体例】

計算式:総授業日数✖️20%

例:6ヶ月120日間の場合

  120日✖️20%=24日

   24日まで欠席可能で25日目から退校対象になります。

#### 退校になっても給付や訓練の際受講は可能

・訓練中の【延長給付】は退校した時点で終了し、その後の延長は受けられません。

・退校後は【1年間は他の職業訓練を受けられない】ことが多いです。

・職業訓練の受講、求職者訓練の場合も同様です。

・訓練後も給付日数が残っていれば【1ヶ月の給付制限(支給停止期間)】後に再開されます。

【具体例】

残給付日数が30日の場合、退校後1ヶ月間は受給できず、その後残りの分だけ受給できます。

## 職業訓練の申込から受講までの流れを解説

事前に流れを把握しておくことにより、訓練校へ入校するまでの手続きをスムーズに進めることができると思います。

【ステップ表】

1、コースの選定・情報収集

2、ハローワークで希望職種やコースを事前に相談する

3、受講申込

4、選考試験・面接(定員を超えた場合)

5、合格発表・手続き

6、訓練開始

### 1、コース選定・情報収集

 ・何を勉強したいのかを決める

 ・いつから訓練するのかを決める

職業訓練について職業訓練案内ページやハローワークインターネットサービスを確認してどのようなコースがあるのかを確認します。

退職日が明確になっていれば離職後に開始するコースを把握しておいたり、これから退職日を決める場合は自分が訓練を受けたいコースに間に合うように逆算して退職日の目処を立てるなどします。

私の場合は、住んでいる地域で開催されるパソコン・簿記の訓練が5月と11月の年2回でした。そこで8月末で退職し、11月の開校を目掛けてハローワークの人と話を進めました。

### 2、ハローワーク窓口で希望職種や受講コースを相談する

以下の内容を確認します

 ・訓練期間を確認

 ・訓練内容を確認 

 ・取得資格

 ・施設の住所

 ・募集期間と選考予定日

 ・定員数

職業訓練専門の窓口へ行き、自分が勉強したい科目と訓練を受けたい期間を伝えます。

ハローワークへ行けば直近の募集予定表をもらえるのでその情報をもとに受講申込を進めます。

### 3、受講申込をする

   ・受講申込書に必要事項を記入し、募集期間内にハローワークで受講申込手続きを行う。

  ・ハローワークで受け付けた受講申込書を訓練実施機関に持参または郵送で提出する

  ※返信用封筒と切手を同封します

  ・筆記試験と面接の日程が機関より郵送で届きます

### 4、選考試験(面接・筆記試験)

定員よりも申込の人数が多いと筆記試験点数と面接の印象から合格者が選考されます

当時は、定員25名に対して応募者が27名だったので2名の受講が見送られたそうです。

#### 面接で聞かれた質問

ポイント:自分が卒校後どのような仕事に就きたいのか目標をはっきりさせて、学習意欲を面接官に伝える。

  ・訓練校に通って何を学びたいか

  ・卒業したらどのような職業に就きたいのか

  ・なぜ訓練校に応募したのか

#### 筆記試験の内容

ポイント:一冊の一般常識の問題集の問題を繰り返し解く。

  ・一般常識

  ・中学生レベルの国語・算数

### 合格発表 (試験後1〜2週間後)

  書面にて合格通知が届きます

  受講の開始時期と開校式のスケジュールが書面にて同封さています

### 合格通知が届いてから必要手続き

・受講承諾書をハローワークへ提出 → 受講の意思を確認するための書類を提出

・テキストの準備 → 訓練に必要な教科書の購入 ※自己負担

・通学の準備→ 定期券購入や通学経路の確認

### 受講開始 ※スケジュールに縛られる

気をつけるポイント:

・欠席率が2割を超えないように注意 (遅刻・早退の回数が多いと退校の対象になります)

・資格取得の勉強については授業以外に時間を設ける必要がある

・授業時間が限られるため、苦手科目はペースが早く進んでいるように感じられる

良いポイント:

・ハローワークでの求職活動は受講中は免除されます。

・訓練期間中のアルバイトは週20時間未満であれば給付金に影響はありません。

・補佐の先生が一人いるので授業でつまづいた時は補佐の先生に質問できます。

→平日は受講があるため求職活動は難しいと不安な方も安心してください。

→給付金の支給だけでは生活費が不安の方も安心してください。

→授業についていけない人でも、補佐の先生が丁寧に教えてくれます。

#### 授業スケジュール(9:00〜16:00)

気になるポイント:

・遠方からの公共交通機関乗り継ぎ時間を天候によって考慮しなくてはいけない

・平日受講があるため役所関係など平日しかいけない場所へは行きにくい

・勉強が苦手な人は時間割になれるのが苦痛

・自分で受けたくない科目でも受講が必須

・苦手な科目は自分で自習時間を設ける必要がある

・自分が授業についていけなくてもスケジュール通りに進む

・周囲のできる人が気になり始めてしまう

良いポイント:

・時間割があり一日中同じ科目を勉強することがないため、集中力が続きやすい

・周りの人と一緒に勉強するので励みになる

・資格取得は必須ではない

・スキルのある人に勉強を教えてもらえる

・強制的に勉強する時間や場所の確保ができる

【私の1日のスケジュール】

5:30〜7:30 自宅で勉強

7:30〜8:00  支度と朝ごはん

8:00 〜8:10 徒歩10分の場所に学校があったため通学は楽でした

8:30   登校し授業の準備など

9:00〜9:50 1時間目 

(10休憩)

10:00〜10:50 2時間目

(10休憩)

11:00〜11:50 3時間目

(昼休憩)※アルバイト先の賄いをタッパに詰めてお昼ご飯にしていました

13:00〜13:50 4時間目

(10休憩)

14:00〜14:50 5時間目

(10休憩)

15:00〜15:50 6時間目

(校内の清掃)

各自、帰宅や自習

16:30〜20:00 教室で居残り勉強。ついていけない授業の復習

→授業についていっている人に教えてもらいながら、復習をひたすらする。

#### 出席率の条件(いかなる理由でも8割以上の出席率が必要)

・家族の看病や自分自身の体調不良

・家族の不幸

・その他

実際に、通っていた際にお母さんが亡くなられてしまい、8割以上の出席率確保ができずに退校した友人がいました。

また、受講途中に、お子さんの体調不良が原因で出席率がギリギリで勉強時間の確保が難しく、資格取得が厳しい人もいました。

#### アルバイトをしながらの受講や試験勉強について

苦労した点:

・資格取得しない人の意欲のない姿勢に苛立ちを覚える

・資格取得のための受験料を捻出しなくてはいけない

・スキルが0の人が資格を取得する難しさ

・学習時間の確保の難しさ

・平日は居残り勉強、土日はアルバイトのため遊ぶ時間がなかった

・生活資金の圧迫がストレスになっていた

良かった点:

・周囲の人に教えてもらいながら勉強を進められた

・受講期間が限られているのでダラダラしないで進められた

・平日の授業が終了してから居残りをしてみんなでわからないところを教え合いっこした

・アルバイト先の人の理解があり出勤日数の調整をしてくれた

・飲食店のアルバイトで賄いがでたため食費を節約することができた

→バイト先の賄いを持ち帰り学校での昼食に当てていた

・土日は図書館をフル活用し、物を買わない生活を体験できた

・平日は学校で勉強していたので光熱費が節約できた

## 職業訓練終了後の転職活動

苦しかった点

・資格取得達成感からの転職が決まらない失望感

・就職活動状況の報告

・給付金打ち切りからのお金の不安

・転職活動しながらのフルタイムのアルバイト生活

・想像していた職業訓練受講後の明るい未来からの挫折

良かった点

・スキルアップした自分への自信

・身についた倹約生活

・受講で知り合った仲間の近況報告や飲み会や交流

・国の制度を利用することでの生活ラインの確保を体験

・資格取得や訓練受講に対しての今後の未来の覚悟を見せれること

 

### 卒校後の転職活動を乗り切る方法

・訓練校からの求職紹介

・ハローワーク・転職エージェントの併用

・卒校後一週間に一度ハローワークに通い市内の求人を調べ、応募する

苦しかった点

・資格取得後の燃え尽き症候群発生

・職業訓練を受講したからといって必ず転職が成功するわけではな胃という現実

・金銭面の補助がないこと

・年齢という壁

・事務職の経験値が0

・資格取得よりも実務経験が最優先されたこと

・一緒に卒業した人たちの転職成功話

良かったこと

・職業訓練で資格取得の努力が認められた時

・自分の努力が身を結ぶと体感したこと

・スキルゼロからの成長経験

・履歴書に資格を追加できた

### 卒校生の実際の転職先

未経験でも採用されていた職種

・年齢制限が緩い(40〜50歳でも受け入れてくれる)

・夜勤がある

・介護職

・人の入れ替わりが多い会社

・警備会社

・市内の非正規雇用

応募しても断られた会社

・遠方(内定が決まり次第引っ越し可能と伝えてもダメ)

・事務経験があると直好いと記入している会社

・住んでいない地域の地方自治体関係

→働く地域に住んでいて住民税を払っている人が採用されやすい

 h3:卒業後就職がすぐに決まらない場合でも前に進める方法

・市内の募集を確認するため平日一週間に一度ハローワークで募集内容を確認する

・平日5〜6日は日雇いのアルバイトで生活資金を工面する

・面接や採用試験等の予定が入ったらアルバイトを休む

この3つの繰り返しで転職先が決まるまで過ごします。

私の転職活動1ヶ月スケジュール

 

苦労したポイント

・転職先が決まるかの不安は消えない

・お金への不安が消えないこと

・周囲の目が気になること

・履歴書などの書類の用意が大変

良かったポイント

・生活費がアルバイトで賄えること

・日雇バイトのため、面接などの予定が入っても休みやすい

・働きながら転職活動を進められているという心の安定

・断られても次に進もうと前を向けること

### 【辛口回答】職業訓練についてのQ&A

Q:職業訓練を2回目受けることはできますか

A:できます。25人中1人居ました。

実際に1年前に受講後転職して1年働き2回目を受けている人が一人いました。

 ・前回の訓練終了日または退行日から1年以上経過していること

 ・同じ職種や重複受講は基本的に不可

 ・公共職業訓練の場合は雇用保険に1年以上加入していることが原則条件

 ・その他個別判断のためハローワークに相談が必要です

Q:学習についていけるか不安(ペースが早い・パソコン操作)

A:基礎的な操作が出来なければ授業を聞いているだけではついていけません。

とにかくまわり

補佐の先生がついているので、つまづいたら手を挙げてサポートしてもらうことができます。

Q:試験対策ができるか不安

A:授業を受けているだけでは足りません。

自分の勉強時間を確保して、ひたすら問題を解く時間が必要です。

訓練校は試験取得のために後半の授業で試験対策をしてくれます。問題集なども印刷して配られはしますが、まずは教科書の内容を徹底的に読み解くのが大事です。

問題を解きながらわからないところに当たったらその箇所を教科書で復習するのが良いです。

Q:自分の出来ないことに対して授業で周りの目を気にしてしまう

A:授業についていけなく、

自分を責める気持ちはよくわかります。

自分を責めても問題が解けるわけではありません。ついていけている人に沢山質問してみてください。教えてくれなさそうな雰囲気なら別の人に声をひたすらかけ続けて下さい。先生のだけでは足りません。

Q:周りにうまくとけこめません。孤立していて苦しいです。

A:所詮3ヶ月程の受講期間での仲です。

20代〜50代の人が受講生がいます。色々な人がいますが、友達探しに通っているわけではありませんので周りを気にしすぎずに問題を解くことに時間を使いましょう。

問題が解けなければ聞けそうな雰囲気の人に教えてもらっているうちに少し会話ができるようになります。それで十分です。

お昼時間も孤立する可能性がありますが、お昼寝をするか問題を解いているかしていればなんとか過ごせます。

Q:周囲と自分を比較して落ち込みます

A:受講目的は資格を取得して将来の自分が働きやすいようにすることです。

比べている人から教えてもらってみてはどうでしょうか。目の敵にするのではなく、先生にしてしまうのです。自分よりも解ける人は皆先生だと思い教えてもらいまくりましょう!

資格試験の合格点が80点以上であれば、自分の点数が80点でも100点でも合格は合格です。

最初はつまづいても3ヶ月間ひたすらわからない箇所を周りに教えてもらい解けるように進めれば合格できます。兆しが見えれば少しづつ比較しなくなります。

Q:生活リズムを変えることができない

A:家族の協力をお願いしましょう。

資格取得のための時間を作りたい。まずは家族と話し合って家での勉強が難しいのであれば学校に来てから勉強してみると捗ります。

Q:資格取得後の就職への不安

A:資格取得してから考えましょう。

 資格取得後、すぐに就職は決まりません。

 スキルが0の人は転職活動にまで頭が回らないと思います。

 すぐに就職しなくても日雇いのバイトで生活費を確保して継続して就職活動をすることを頭の片隅に置いておくことで今の自分が取得しようとしている資格の勉強に集中できます。

Q:講師に質問しづらい

A:周りの受講生に質問しましょう

 講師だけが教えてくれる人ではありません。

受講生の中にも、ある程度知識を持っている人もいます。声をかけやすい人にまずは質問してみましょう。

Q:どうしても馴染めません。ストレスで毎朝涙が止まりません

A:退校を視野に入れましょう。

身体や心に異変がでたら無理に受講する必要はありません。

退校後はすぐには職業訓練を受講することは難しいですが、また受講できます。

Q:本当に希望職種につけるか不安

A:実際に働いてみないとわからないです。

求人の募集内容をみても、実際には墓の職種になる可能性が高いです。

希望職種につけなさそうでも、実際に働いている環境で、自分が受講してきた知識をどうやって生かして行こうかを考えて実行する方が遥かに満足度は高くなります。

## まとめ 職業訓練は【お金をもらいながらスキル習得→転職成功】できる制度

・スキルゼロで職業訓練を受講することは不安と戦いながら時間や環境を変える覚悟が必要

・給付金をもらいながら徹底的に資格取得という目的へ進めるチャンスの制度

・新しい知識をつけることで自分の将来を変えるきっかけになる

・待っているだけではなく、申請を行い自分で制度を利用するきっかけになる

・必死に努力した時間は自分の根源になる

・完璧を目指すのではなく、合格ラインを目指すことがポイント

・受け身ではなく、協力してもらえるように行動することだ大事

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